立正あんこく論 (安国論) 語句解説 4

□立正あんこく論 語句解説 4
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1.
ごかんのめいてい (後漢の明帝). 
中国 ごかん時代の第二代皇帝。政治に力を尽くした。

2.
こんじんのゆめ (金人の夢). 
ごかんの明帝が見た夢。その夢の意味を家臣に問い 「周の時代に 西方に聖人が出現し その名を仏という」と申し出た者がいた。そこで皇帝は、18人の家臣を西域に遣わした。これらの18人は やがて仏像並びに梵語の経典を多数白馬に乗せて持ち帰った。
皇帝は大いに喜び 洛陽に白馬寺を建立した。

3.
白馬の教. 
前述のように 経典が白馬に乗せられて中国にでんらいしたので、仏教のことを白馬教と呼んだ。

4.
じょうぐうたいし (上宮大使). 
聖徳太子のこと。

5.
守屋の逆. 
物部の守屋のこと。西暦587年 仏教と神道との間で争いが生じ、守屋一族と 聖徳太子や蘇我馬子との間で戦争になった。
結果、聖徳太子は守屋を打ち破り 日本国内に仏教流布を確立した。

6.
叡山. 
比叡山延暦寺のこと。開祖は 天台宗 伝教大師。

7. 
なんと (南都). 
奈良の都のこと。別して奈良七大寺(東大寺 薬師寺など)のこと。

8.
おんじょう (園城). 
琵琶湖の西岸にある天台宗寺門派の総本山。三井寺ともいう。

9.
東寺. 
真言宗東寺派の大本山。

10.
しかい いっしゅう ごき しちどう (四海 一州 五畿 七道)
四海、一州とは、日本国のこと。五畿とは、京都、山城、大和、河内、和泉、摂津の五か国。七道とは、東海 東山、北陸、山陰、山陽、南海、西海の七つの街道。

11.
どうう (堂宇). 
堂は仏像の安置場所。宇は経論を置く場所。

12.
シユウ子. 
舎利弗のこと。

13.
じゅとう (鷲頭). 
霊鷲山の頂きのこと。

14.
かくろく (鶴勒). 
かんろくとは、正法時代に 釈尊仏法を正当に受け継いだ24人の正師匠の中の一人。

15.
けいそくの ふう (鶏足の風). 
けいそくとは インドのけいそくさん(鶏足山)のこと。
けいそくの ふうを つとう とは、今も伝統は崩れないの意。

16.
さみし (褊し).
卑しめ 軽んずること。 

17.
三宝. 
仏 法 僧のこと。

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○立正あんこく論 ひらがな文 4へ

◎立正あんこく論 ひらがな漢字交互文 4へ

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by hiraganagosho | 2012-12-29 15:30 | 立正あんこく論